Loading

スタートアップ流“副業制度”の活用術!

KOANDRO株式会社

 近年、働き方改革により副業やテレワーク制度をはじめとする、柔軟な働き方が推進する動きが生まれ始めている。テクノロジーの発達によって時間や空間に縛られない働き方が可能になった今でも、約7割の企業は副業を禁止しているといわれており、広く副業が解禁されるはずが遅々として進んでいないのが現状だ。では、世間的に認知度も低く、人手不足と言われているスタートアップにとってはどうだろうか。

現在スタートアップとして、従来のコーヒー機器メーカーとは一線を画した新しい革新的な製品やサービスを展開していきたいKOANDROでは、数名のメンバーを業務委託として雇用しており、遠隔でも無理なく十分なコミュニケーションが図れるよう、SlackやSkypeなどのチャットツールを駆使しながら、彼らの本業とのバランスや環境を崩さずに気持ち良く協力してもらえる体制作りを心掛けているという。同社代表の大澤氏は、副業という新たな働き方を取り入れるに当たり、企業と対等の立場で業務の依頼をする業務委託への対応について、サラリーマン時代とは考え方を大きく変える必要があったため当初は苦心することも多かったが、従来なら出会うことすらできなかった良質な労働力を確保しやすくなる非常にありがたい制度であると話す。

 また、メリットはスタートアップ側だけではなく、働き手にとっても少なからず生じている。福利厚生や将来性も不安定なスタートアップにフルタイムで参画するにはハードルが高いが、副業制度をうまく活用することで転職をせずとも本業以外の仕事に取り組むことができるため、人脈や経験、新たなチャンスとの出会いなどが自身のスキルアップにつながっていく。副業制度は、自身のキャリア形成における長期的な視点がもたらされる新しい働き方であることに間違いはなさそうだ。

スタートアップ流 副業制度