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働くママの家事時短テク!プロに頼ることも時には必要!?

株式会社シェアダイン 代表取締役CEO 飯田陽狩氏

 シェアダインの飯田CEOは、起業前キャリアウーマンとして忙しく働く日々を送っていた。当時は食に対する意識はさほど高くなく、空腹をしのぐもの程度の考えだったという。ところが、子どもが生まれてからは「自分や子どもの体のために良い食事を」と、食に対する意識ががらっと変わった。まずは食生活の見直しから始めたものの、仕事と家事と育児に追われる中では料理ばかりに時間をかけることができず、葛藤する時期もあったと話す。この葛藤はおそらく、働き盛りの多くの世帯が抱えているにちがいない。

 同氏は自身の家庭の食卓に対する悩みがきっかけで起業に踏み切った。経営者として、妻として、そして子育てをする母としての顔を持つ同氏の生活は多忙を極めているが、仕事と家庭のバランスをとるため、時折、自社サービスを利用して料理のプロの知恵と技を借りているという。日本は家事代行や育児代行をはじめとする“家のこと”を誰かに頼むサービスが普及しにくい風土であったが、共働き世帯が65%以上に達した今ではその風土も徐々に変化してきているようだ。プロに任せることは決して後ろめたいことではなく、むしろ上手な活用によって豊かな生活を送るための大きな一助となるのだ。その証拠に同氏の家庭では、プロの手を借りたことによって子どもと過ごす時間が増えたことや、子どもの偏食や小食が改善するなど、食卓にうれしい変化が表れたという。

 「家事は女性の仕事」というかつての名残から、食事の在り方に正解を求める傾向がある日本では、「完璧な妻」を目指すあまり、仕事と家庭の両立に頭を悩ませている女性も少なくない。時には、力を抜いてプロに頼ることを選択肢の一つとしてもいいのではないだろうか。本当の幸せは、家庭と仕事のバランスでできているのだ。