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憧れの経営者

株式会社マッシュルーム 代表取締役CEO 原 庸一朗氏

ディートリッヒ・マテシッツ(レッドブル創業者)

 唯一無二のブランドとして市場を創造したレッドブルの創業者、ディートリッヒ・マテシッツを尊敬していると教えてくれたのは、スマホ制御型の宅配ボックス『VOX』を開発しているマッシュルームの原庸一朗代表取締役CEO。これまでに3回の起業を経験した原代表は、常にユーザー目線でのプロダクト開発を心掛けており、“マーケティング”に関しては人一倍興味が高く研究熱心だ。

 「レッドブル、翼をさずける」というキャッチコピーを聞いて思い浮かぶのは、レッドブル・エナジードリンク。赤い闘牛のロゴと青い缶が象徴的なパッケージを採用しており、赤・青・銀の色彩のもと、繰り返し同じメッセージ(翼をさずける)を発信している。こうすることで、地道な営業活動のほか、テレビCM、スポーツの祭典などを通じて顧客とのタッチポイントを創造し、これまでのエナジードリンクのイメージを払拭しながら若者などの新しいファン層を獲得した。

 F1やエクストリームスポーツの観戦が好きということもあるが、原代表自身もレッドブルのブランディング戦略にはまってしまった一人であるという。単にエクストリームスポーツのイベントを通じて「商品の宣伝」をするのではなく、「ブランド」を知ってもらうことを目的にしていることや、これらのスポーツを通して単なる「スポンサー」になるのではなく「スポーツの一部になる」というマテシッツの哲学に深く感銘を受けている。自身の手掛けるサービスにおいてもブランドの創造とコンシューマー獲得を重点に置き、唯一無二のサービスに育てるべく思案の日々。集中力を高めたいときは必ずレッドブルを手に取ってしまうようだ。

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